ワンマイルウエアとアクセサリー。3つのコーデのヒントとは

ちょっとしたパーティーや集まりがなくなってしまった近ごろ。
特別な洋服を着る機会が減るどころか、日常着すら変化しているのではないでしょうか。

そんな洋服と入れ替わるように注目を集めているワンマイルウエア。

よく聞くけれどワンマイル(約1.6㎞)ウエアってどんな服なのでしょう。

今回はワンマイルウエアの取り入れ方とアクセサリーとの上手なコーデのヒントをお届けしますね。

ワンマイルウエアとは

ホームウエアとタウンユースウエアの中間、ちょっとそこまでのお出かけ着を指すワンマイルウエア。

パジャマよりもしっかり感があり、おしゃれ着よりも気負わない。
着ていて楽なのにきちんとして見えるため、シーンを問わずに活躍してくれます。

そんな「ちょうどよさ」が魅力のワンマイルウエア。
じゃあどのような服がワンマイルウエアなの？というと、決まったアイテムはありません。

ワンマイルウエアとは、ゆるさとしっかり感が絶妙な　「コーディネート」。
アイテムとしてはスウェットのセットアップ、ワイドパンツにロングスカートが取り上げられる傾向にありますね。
ただ、アイテムだけでなく、素材やシルエット、色のバランスもポイント。

ローゲージ（荒い網目）のニットだとリラックス感が出すぎてしまうのであれば、
ハイゲージ（細かい網目）のニットをチョイス。
グレーのスウェットがしっくりこないのであれば、レモンイエローやラベンダーのスウェットに。

難しく聞こえますが、決まったアイテムがないということは選び方でいくらでも似合わせ方が
あるということ。

ただし年齢を重ねると、鏡に映る自分の姿にテンションが下がるとか、ラクだからというだけの服は心地よいとはいいがたい。
身体も気持ちもゆるみすぎてだらしが無く見えるのはイヤですよね。

SNSで見かけたワンマイルウエアにぴんとこなかったのであれば、
「あなたに似合う心地よさ」を見極めて挑戦してみましょう。

ワンマイルウエアとアクセサリーコーデ

シルエット や 素材にこだわることで部屋着感や野暮ったく見えてしまうのをなくすことができるワンマイルウエア。

ゆるっとしたトップスにはタイトなリブスカートを合わせたり、フレアでもレザー素材を選ぶことでカジュアルすぎないコーデが完成します。

ワンマイルウエアにおいて重要なシルエットと素材ですが、より簡単にこなれ感を取り入れたいならアクセサリーが活躍！

トレンドのアクセサリーはもちろん、定番のアイテムでもワンマイルウエアコーデに少しの特別感をプラスしてみてはいかがでしょうか。

インパクトフルなアイテム

ひとつめに提案したいのがインパクトフルなアクセサリー。
一本できちんと感を演出できるパールネックレスや、トレンドのチェーンモチーフは、添えるだけで華やかに。

スウェットにパールといった意外性のあるコーデも、今ならトレンド感抜群！
シンプルなデザインよりも少し派手かな？と思うくらいが、ワンマイルウエアコーデにはちょうど良いので、今まで試すことのなかったアイテムに挑戦してみてはいかがでしょう。

腕時計やバングル

ふたつめはシルエットを引き締める腕周りのアクセサリー。
ワンマイルウエアのゆったりとしたシルエットは、腕周りにポイントを置くことで印象が変わります。

幅の広いバングルやメッシュベルトの腕時計なら袖の上につけて。
華奢なブレスレットや幅の狭い腕時計なら腕まくりをして視線を集めるように。

素材は洋服とのコントラストが効かせられる金属メインで、少しだけオン感を取り入れてみてくださいね。

カラーストーンジュエリー

最後はカラーストーンジュエリー。

パステルカラーやパキッとした原色までさまざまな色がある宝石。
サイズが小さくても目を引くその佇まいは、ジュエリーに仕立てられることでより一層魅力的に。

シンプルなデザインであればトレンドを気にせず長く愛用できるため、まだお持ちでないなら
この機会に手に入れてみては？
すでにカラーストーンジュエリーをお持ちであれば、シンプルなデザインへのリフォームを検討してみるのも良いかもしれませんね。

想い出を大切に持っているのはステキだけれど、身に着けず眠らせているのはもったいない。
ぜひ “今” のあなたに似合うジュエリーにカタチを変えてお気に入りアイテムに加えてくださいね。

ワンマイルファッションはシンプルな合わせが多いので、きっとカラーストーンが映えますよ！

ライター：ニシナエリカ