2021年春夏のアクセサリートレンド記事でも触れた 「サスティナブル(Sustainable)」。
「サスティナブル素材」 や 「サスティナブルな取り組み」 など、何かを買うときにも目にする機会が増え、選択肢として定着しつつあります。
また 「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」 や 「3R(スリー・アール)」。
これらも私たちの生活に密接な関わりを持っています。
今回はアクセサリーとSDGsについて。
そもそもSDGsとは?ジュエリーやアクセサリーなどの装飾品におけるサスティナブルな取り組みについても考えていきましょう。
SDGsとは?ジュエリーやアクセサリー と どう関係がある?
サスティナブルとは形容詞であり 「持続できる」 を意味する英単語です。
現在では 「持続可能な」 という意味で、 「サスティナブルな社会を目指す」 というように使われます。
SDGsの17の目標 と ジュエリー・アクセサリー
Sustainable(持続可能な)、Development(開発)、Goals(目標) の頭文字を取り、2015年に国際サミットで採択された国際目標である 「SDGs 」。
SDGsは国や企業だけでなく、私たち個人がサスティナブルな活動とは何か?を考える時にも欠かせません。
たとえば 「7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに」 を達成する手段のひとつが、温室効果ガスの排出量の削減。
新しい家電を購入する際には 「省エネ」 タイプを選ぶ、入浴の間隔を空けないなど個人でもできる取り組みはたくさんあります。
ではジュエリー・アクセサリーとSDGsとはどう関係してくるのでしょう。
購入する際には、「選ぶ」 ことがサスティナブルな取り組みとなります。
まずは 「廃棄をしない生産」 であるかどうか。
たとえば廃棄されていた規格外の真珠をジュエリーとしてブランディングしたブランドは
「12.つくる責任 つかう責任」 と 「14.海の豊かさを守ろう」 を実践しています。
梱包資材は何を使っているのか、過剰な梱包をしてないかといった点もポイントとなりますね。
つぎに、 「サスティナブルな素材」 を使用しているかにも注目。
ゴールドやシルバーといった素材は再利用が可能なので、リサイクルゴールド・シルバーを採用しているブランドから購入するのもひとつです。
貴金属に限らず、端材や廃材をアップサイクルしたアクセサリーも登場しています。
貴金属、宝石の買取りとジュエリーリフォーム
すでに持っているジュエリーに関しては、もしも何らかの理由で不要になったり、想い出の品をどうするか?という視点に立った場合に、買取りやリフォームで 「3R」 を実践することができます。
Reuse(リユース) 、Recycle(リサイクル) 、Reduce(リデュース) の頭文字から成る 「3R」。買取りは、使用する誰かに手渡す行為なので リユース 。
ジュエリーリフォームは、資源を有効活用する リサイクル 。
修理やリフォームは、使う資源の量を減らす リデュース にあたります。
ジュエリーの買取りとは
たくさんある資源の中でも宝石や貴金属は耐久性が高い傾向にあり、そもそもサスティナブルな要素を持っています。
そのため、使用しないジュエリーは買取りという選択もおすすめ。
人気のブランドや新品未使用品だけでなく、破損していたり、パーツが不足しているジュエリーも
買取りが可能です。
厳密にいえば買取り店の判断に委ねられますが、ゴールドやプラチナといった貴金属やダイヤモンドなどの宝石であれば、素材の価値が査定の対象となるため、破損していても買取りできるケースが多いのです。
買取り店の利用が初めて、まだ買取りの意志が固まっていない場合でも、まずは無料で査定を行なっている買取り店で査定だけしてみるのも良いですね。
もちろんお見積りは無料ですのでぜひお気軽にご相談ください。>>>Houki Kougei
みんなの一歩が望む現実を創造する!
ジュエリーを通したサスティナブルな取り組みは、上記であげたもの以外にもたくさんあります。
SDGsの目標はあまりにも広い範囲を包括しているので、一見壮大に感じるかもしれません。
それでも一歩ずつ…
まずはこういったそれぞれの目標の中身を知ることから始められます。
日々の日常において私たち一人一人に何ができるのだろう?
自然と調和した身近なライフスタイルに関することへの興味を持つようにすることで、
個人の生活や意識の変革が起きだし、望む世界を創り出すことに貢献していけるのではないでしょうか?
これから新しくジュエリーやアクセサリーを迎える際には、デザインの美しさや石の魅力だけでなく、
サスティナブルな取り組みを行なっている企業・ブランドから購入するという選択肢も加えてみては如何でしょう。
また、3Rのリサイクル・リデュースにあたるジュエリーリフォームも積極的に活用し、ジュエリーだからこその楽しさをより身近に、そして長く堪能してくださいね。
ライター:ニシナエリカ