1月27日は「求婚の日」。婚約指輪にまつわるお話

ジュエリー

1883年(明治16年)1月27日、三重県の伊勢新聞と三重日報で日本初の求婚広告が掲載されたそうです。

「先頃女房を離縁して不自由勝ゆえ、貧富を論ぜず、十七歳以上二十五歳にて嫁にならうと思ふ物は照会あれ」

現代風に言い換えると

「先日離婚してしまい何かと困ってます。経済力を気にしない17歳~25歳で結婚したい人は私と会いませんか?」
すると近所に住む19歳の女性から応募があり、めでたく結婚し夫婦になったんだそう。
この出来事を記念して、1月27日に「求婚の日」が制定されました。

当時の結婚は多くがお見合い婚だった中で求人広告ならぬ求婚広告とは驚きですよね。

今回は「求婚の日」にちなんで、婚約指輪のお話をしたいと思います♪

婚約指輪は給料の3か月分


かつてダイヤモンドの採掘・販売などを行うデ・ビアス社によるプロモーションで「婚約指輪は給料の3か月分」 というキャッチコピーが瞬く間に日本中に広がりました。
それから婚約指輪と言えば給料3か月分の一粒ダイヤの指輪で定着し、80年代になると婚約指輪の7割がダイヤモンドリングになりました。

ダイヤモンドのどこまでも透明で無垢な輝きと鉱物屈指の硬度が、より「永遠」を連想させたこともきっと婚約指輪のイメージに拍車をかけたものでしょう。

ダイヤモンドの指輪じゃなくても良い?!


日本で指輪が普及し始めたのは明治時代後半ごろからで、当時ダイヤモンドは庶民にはとても手が届かず、当初はパールや誕生石が主流だったそうです。
現在でも、「ダイヤモンドは祖母や母から譲り受けたので婚約指輪には別の石を…」という方や、
「人と違ったものがいい」というこだわり派など、
ダイヤモンド以外の宝石を選ぶ方もいらっしゃいます。
その中でも上品な照りで身に着ける場所を選ばないパール、ダイヤモンドに次いで硬度の高いルビーやサファイアなどが特に好まれているそうです。
イギリス王室でもその多くが婚約指輪にサファイアを選んでいて数多くの有名なエピソードがありますよね。

また最近では指輪を着ける習慣の無い方や、せっかくの婚約記念できるだけ頻繁に身に着けられるものにしたいといった方で
ペンダントにする方もいるそうです。
ジュエリーに仕立てる前の裸石(ルース)だけでプロポーズをし、後日お二人でジュエリーを造るのもステキですね♪
最近はそういったサービスをされているお店やブランドも増えてるようです。

長く身に着けられるものを…


昔ながらの爪の大きな婚約指輪、ダイヤモンドが美しく輝くデザインにはなっていますが引っ掛かったりぶつけてしまいやすいということでジュエリーリフォームの依頼が多いお品物の一つ。
弊社では石が飛び出ず引っ掛かりの無い仕様や腕にある程度のボリュームを付けることで、いくつになってもお使いいただけるタイムレス・エイジレスなデザインのオリジナルジュエリーリフォーム枠を多数取り揃えております。
ダイヤモンドや色石の販売もしていますので、お近くの店舗でお気軽にご相談くださいね♪

ジュエリーリフォーム・修理・買取りのご相談承ります>>>Houki Kougei
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