今年もバレンタインの時季が近付いてきました。
今や定番となった自分への“ご褒美チョコ”や友人に贈る“友チョコ”。
近年のトレンドとしては、推しへ贈る“推しチョコ” など…様々な楽しみ方が広がっています。
ショーケースの中で輝くチョコレートは宝石のように美しく、ついつい目を奪われてしまいますよね。
そこで今回は、バレンタインにちなんで“チョコレート色の宝石”をご紹介します。
チョコレート色の宝石の宝石言葉と意味
ブラウンダイヤモンド
その名の通り茶色のダイヤモンド。ファンシーカラーダイヤモンドの一つです。
幅広い色味を持ち、薄い色味のものは「シャンパンダイヤモンド」、濃い色味のものは「コニャックダイヤモンド」や「チョコレートダイヤモンド」と呼ばれます。
採掘量が多くかつては工業用として使われてきましたが、最近ではハイブランドのジュエリーに使われていたりブラウンダイヤモンド専門のブランドが登場するなど、ジュエリーとしての需要も高まっています。
ダイヤモンドの中でも比較的リーズナブルな価格で手に入り、男女問わず身に着けやすい宝石です。
スモーキークォーツ
煙がかったような渋い色味が特徴で、和名では「煙水晶」と呼ばれます。
アルミニウムを含有する水晶が、自然の放射線の影響によって茶色味を帯びると言われています。
ストレス緩和や安眠へ導いてくれる力があるとされ、ヒーリングストーンとしても重宝されてきました。
琥珀(アンバー)
琥珀(アンバー)は、太古の松や杉などの天然樹脂が化石となったものです。
自然のパワーがたっぷりと込められ、宝石言葉にもあるように“長寿”のお守りとしても大切にされてきました。
蜂蜜のようなまろやかな色味が特徴です。
サードニクス
サードニクスの語源は、ギリシャ語で赤みがかった茶色を表す “サード(sard)” と、縞模様の意味を持つ “オニックス(onyx)” を合わせた名称です。
艶やかな見た目が特徴で、夫婦の仲を取り持つお守りや魔除けとしても重宝されてきました。
シックな装いに映えるチョコレート色
宝石といえばルビー・サファイア・エメラルドなどの色鮮やかなものを思い浮かべる方が多く、チョコレート色(茶色)の宝石には馴染みがないかもしれませんね。
派手さはありませんが落ち着いた色味が大人っぽく、温かみを感じられます。
シックな色合いの多い秋冬ファッションに合わせやすいので、今まで目を向けたことのなかった方も是非注目してみてください。