3月3日はひな祭り。
別名「桃の節句」と呼ばれる女の子の健やかな成長を願う伝統行事ですが、何故「桃の節句」と呼ばれるようになったのかご存じですか?
旧暦の3月は新暦の4月にあたり、桃の花が咲く季節です。
また、桃は魔除けの効果があるとされていた事から「桃の節句」と呼ばれるようになったと言われています。
同じく春に咲く花といえば梅や桜など。
どれも優しいピンク色が美しく、見る人に安らぎを与えてくれます。
今回は愛情と優しさの色、ピンク(桃色)の宝石特集です。
ピンクの宝石の宝石言葉と意味
ピンクダイヤモンド
カラーダイヤモンドの中でも人気が高く希少な宝石です。
約90%がオーストラリアにあるアーガイル鉱山で産出されます。
しかし残念ながら、ピンクダイヤモンドの枯渇によりアーガイル鉱山は2020年に閉山してしまい、今後さらに価値は高まるかもしれません。
ピンクダイヤモンドの宝石言葉は「完全無欠の愛」や「完結された愛」など。
その他に「ゴール」や「最終決定」という意味も込められており、生涯の愛を誓う婚約指輪・結婚指輪にぴったりの宝石です。
ピンクトルマリン
カラーバリエーションの豊富さで知られるトルマリン。
もちろんピンクのトルマリンも存在します。
ピンクトルマリンは「愛の石」と呼ばれ、恋人たちの愛を育むと信じられています。
また、摩擦など熱を加えると電気を帯びる性質を持っており、マイナスイオンを発生させることでリラックスやリフレッシュの効果を与えてくれるヒーリングストーンとしての一面も持っています。
ピンクサファイア
サファイアはコランダムという鉱物の一種で、赤いものはルビーに、それ以外のカラーのものはサファイアに分類されます。
鮮やかなブルーのイメージが強いサファイアですが、実はさまざまなカラーのサファイアが存在します。
ブルー以外のサファイアは「ファンシーサファイア」と呼ばれ、ピンクサファイアは高い人気を誇ります。
ピンクサファイアには恋愛運UPの効果が期待され、運命の出会いへ導いてくれるとされています。
ピンクサファイアの他にもうひとつ。
オレンジがかったピンク色を持つ「パパラチアサファイア」は大変希少で価値が高く、パライバトルマリン、アレキサンドライトと並ぶ3大希少石に数えられます。
気品ある色味はコレクター心をくすぐります。
モルガナイト
2021年末、新たな4月の誕生石に仲間入りしたことで注目を集めました。
エメラルドやアクアマリンと同じ緑柱石(ベリル)の仲間で、マンガンを含有することでピンクに発色します。
柔らかな色味に相応しい「愛情」「優美」「清純」などの宝石言葉を持ち、傷ついた心を癒してくれる効果があるとされています。
優しい愛で包み込むピンクの宝石
ピンク色には、怒りや緊張を和らげるリラックス効果があると言われています。
優しい愛で包み幸福感を与えてくれるピンクの宝石は、宝石言葉にも「愛」を謳ったものが多いですね。
ご自身で身に着ける他、大切な人への贈り物としてもピンクの宝石を選んでみてはいかがでしょうか。