ブローチの種類とつけ方~秋冬の装いにおすすめのコーデもご紹介

ジュエリー

肌寒くなってきて、そろそろコートが欠かせない季節となりました。
気温が低くなると、困るのがアクセサリーのコーデ。

秋冬になるとコートやマフラーで肌が隠れてしまうので、ネックレスやピアスはつけない!なんて方も多いのではないでしょうか。
そんな時にこそ活躍するのがブローチです。

今回はブローチについて。
基本のつけ方やおしゃれなコーデまで、秋冬に楽しめるブローチの魅力をお届けします。

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ブローチの基本のつけ方は?どんな種類がある?

ブローチといえば、ジャケットやコートの襟元につけるといった印象をお持ちの方が多いのでは?
しかし、つけ方が限られているリングやピアスとは異なり、向きや位置にこだわることで多様なつけ方を楽しめるアイテムなのです。

ブローチのつけ方と種類

ブローチの種類は大きく分けて4つあり、それぞれつけ方も異なります。
まずはスタンダードタイプからご紹介。

【ブローチ・ピン】
 ブローチ・ピンは最もスタンダードであり、風車式と鉄砲式の2種類に分けられます。
 どちらも見た目に大きな差異はなく、布にピンを刺してつけますが、
 収納する部分の仕掛けが異なります。

 風車式は、ピンの先端を収納する部分が回転し、ピンを留めた後も外れにくいのが特徴。
 鉄砲式は、筒状の収納部分をピンと同じ方向に引っ張ることで、ピンの収納が可能です。

【ピン・ブローチ】
 長めのピンに飾りがついたブローチで、キャッチ部分が布の外に出るタイプ。
 スティック・ピンとも呼ばれ、表から裏にピンを刺し、先端部分をまた表に出してキャッチで
 留めます。
 そのため、モチーフ部分とキャッチ部分が表側に、ピン部分のほとんどは裏側に隠れてしまいます。

【タック・ピン】
 モチーフから短い針が出ているタイプで、サイズも比較的小さい傾向にあります。
 ピンはモチーフに対して垂直についているため、スタッドタイプのピアスのつけ方に近いです。

 ただし、キャッチ部分がピアスと異なります。
 ひとつは、2箇所のくぼんだ部分をつまみ付け外しをするタイプ。
 もうひとつは、ピンと同方向にキャッチの上部分を引っ張ることでつけ外しができるタイプです。

【クリップ・ピン】
 バネで挟んで留めるクリップ・ピンは、すでに紹介した3つの種類と異なり穴を開けないタイプの
 ブローチです。
 洋服はもちろん、鞄や靴などつけられる素材やアイテムが多いのが特徴。

ブローチのおすすめコーデと付け方4選

どのブローチも、ピン先が外側、縦につける場合には下を向くようにつけるのが基本。
そうすることで留め具が外れたときに、落下するのを防いでくれます。

ブローチのつけ方をマスターしたなら、次は実際につけてみましょう。
おすすめのコーデを4つご紹介するので、ぜひお試しくださいね。

・コート×スタンダードアレンジ
 コートは面積が広いため、いつも同じコーデといった印象を与えてしまいがち。
 しかし、ブローチを取り入れることで、そんなマンネリも打破できます。

 シンプルに襟の部分につけてもよし、ポケットにつけて遊ぶのも素敵ですね。
 少し重さのあるブローチも安定してつけることができる、厚手のコートを選びましょう。

・トップス×ウエストマーク
 実は、スタイルアップにもおすすめのブローチ。
 軽いブローチと、少し厚みのあるトップスを用意してください。

 トップスのウエスト部分を少しつまみ、その布を寄せた部分を留めます。
 そうすることで自然にウエストを強調しながらも、個性的な装いが完成。

 革紐にブローチを通して、ベルトとして活用するのも素敵です。

・シャツ×襟元アクセント
 控えめなコーデがお好みであれば、シャツの襟に小さなブローチを添えるのはいかがでしょう。
 片側の襟にピンズタイプのブローチをつけ、ノーネックレスでも顔まわりを華やかに。
 
 タートルネックなど襟の詰まった洋服には、クリップタイプのブローチもおすすめです。

・ブラウス×ネックレスアレンジ
 ブローチは使い方によってネックレスとしても活躍します。
 重厚感のあるブローチにはロングのチェーンを合わせて、ブローチが主役のコーデが完成。
 ひと味違う個性派のネックレスへ。
 縦にアクセントのあるIラインで、着込みがちな秋冬のコーデもスッキリ。

アイテムとの組み合わせやつけ方を変えることで、多彩な表情をみせてくれるブローチ。
ただつけるのではなく、あなたの魅力を引き出すつけ方を見つけてくださいね。

ライター:ニシナエリカ

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