「敬老の日」に贈るジュエリー

ジュエリー

今年の「敬老の日」は9月19日。
以前は9月15日と日付が固定されていたのを覚えていますでしょうか?
祝日改定法によって2003年以降、9月第3月曜日を敬老の日とするようになりました。

「敬老の日」は、素敵に年齢を重ねた両親や祖父母へ、長寿のお祝いと日頃の感謝を伝える日です。
何歳からお祝いをすれば良いかというのは 実は明確には決まっていません。
目安としては還暦を迎える60歳からお祝いをするのが一般的でしょうか。
「孫が産まれたタイミングで」「仕事をリタイアしたタイミングで」という方もいるかもしれませんね。
最近は60代以上の方も若々しく、感謝の気持ちを伝えたいけれど いかにも敬老の日のようなプレゼントには少し違和感がある…という方には「これからも素敵に輝いて欲しい」という想いを込めて、ジュエリーを贈ってみるのはいかがでしょうか?

長寿のお祝いには、節目となる年齢ごとに名称とお祝いの色がある事をご存じですか?
それぞれのお祝いの色に沿ったおすすめの宝石をご紹介します。

60歳:還暦(かんれき) お祝いの色:赤


還暦は、60年で十干十二支が一巡してもとの暦に還ることに由来しています。
お祝いの色は赤。
定番の贈り物としては “赤いちゃんちゃんこ” が有名ですね。
おすすめの赤の宝石はルビー、ガーネット、血石珊瑚 など。
情熱的な赤は生命力の象徴でもあり、若々しくエネルギッシュな印象を与えます。

70歳:古希(こき)/ 77歳:喜寿(きじゅ)/ 80歳:傘寿(さんじゅ)/ 90歳:卒寿(そつじゅ) お祝いの色:紫


それぞれの名称の由来は以下の通りです。
・古希は、中国の詩人 杜甫(とほ)の詩の一節である「人生七十古来稀なり」に由来。
・喜寿は、「喜」の字の草書体が「㐂」となり、七十七と読めることに由来。
・傘寿は、「傘」の字の略字「仐」が八十と読めることに由来。
・卒寿は、「卒」の字の略字「卆」が九十と読めることに由来。

お祝いの色は紫。長寿のお祝いとしてもっとも多く選ばれている色です。
おすすめの紫の宝石はアメシスト、ラベンダー翡翠 など。
高貴な色の紫は、上品な大人の魅力を引き出してくれます。

88歳:米寿(べいじゅ) お祝いの色:黄


米寿は、「米」の字を分解すると八十八と読めることに由来しています。
お祝いの色は黄。米の字から連想し、黄金色の稲穂にかけていると言われています。
おすすめの黄の宝石はシトリン、ファイヤーオパール、インペリアルトパーズ など。
元気カラーである黄色を身に着け、ますます素敵に輝いて欲しいですね。
地金がK18YGのものを選ぶのもおすすめです。

99歳:白寿(はくじゅ) お祝いの色:白


白寿は、「百」の字から一を引くと「白」になることに由来しています。
お祝いの色は白。名前の通りですね。
おすすめの白の宝石はダイヤモンド、パール など。
誰もが知る定番の宝石ですが、年を重ねたからこそ似合う少しボリュームのあるジュエリーはいかがでしょうか?
パールの宝石言葉は「健康」「長寿」ですので、長寿のお祝いにピッタリです。

100歳:百寿(ひゃくじゅ/ももじゅ) お祝いの色:ピンク


百寿は、文字通り100歳であることから名付けられました。
紀寿(きじゅ)とも呼ばれ、「紀」は一世紀を表すことから由来しています。
お祝いの色はピンク。「百」は「もも」とも読むことから選ばれています。

おすすめのピンクの宝石はピンクダイヤモンド、ピンクトルマリン など。
いつまでも可愛いおばあちゃんで居て欲しいから、ピンクの宝石でお祝いを。
派手色が苦手な方でもトーンを抑えたピンクならラブリー過ぎず、身に着けやすいです。


ここまで、年齢ごとにおすすめの宝石をご紹介してきました。
ご紹介したお祝いの色は一般的なものですので、地域によっては別の色が選ばれている場合もあります。
一番大切なのは「贈った相手が喜んでくれるかどうか」なので、年齢や色にとらわれ過ぎず、
相手の好みやイメージに合わせたジュエリーを選んでくださいね。

何歳になっても美しいジュエリーを身に着けると、胸がときめき 心が躍ります♪
今年の敬老の日は、大切なあの人にキラキラ輝くジュエリーを贈ってみてはいかがでしょうか?

一緒に選ぶ 想い出のジュエリーリフォーム


お母様やお祖母様から譲り受けたジュエリーをお持ちではないですか?
敬老の日の記念に、譲ってくれた方と一緒にジュエリーリフォーム店へ足を運んでみるという選択肢も。
お母様やお祖母様がかつて愛用していたジュエリーを、デザインが古いなどの理由で眠らせてしまうのはもったいないです!
次に使う貴方に似合うデザインにリフォームして、大切に身に着けることで宝石本来の輝きを取り戻します。

どんなデザインが良いか一緒に選ぶこともまた、大切な想い出になります。
ジュエリーにまつわる想い出話も聞けるかもしれませんよ。

ジュエリーリフォーム・修理・買取りのご相談承ります>>>Houki Kougei
タイトルとURLをコピーしました